天皇杯準々決勝、浦和レッズVSジュビロ磐田の試合を埼玉スタジアムに見に行った。
はっきり言って、こんなに冷静に
サッカーの試合をスタジアムで見るのは、とても久しぶりだ。別にどちらを応援するというわけではないので。
そういう試合を観戦することになったというのは、こういうわけだ・

天皇杯の
チケットが売り出されて、組み合わせを見たとき、うまくいけばここでさいたま
ダービーが見られると目論んで早々に購入したのである。
わが大宮アルディージャは、4回戦でYKKなんていうJFLのチームに辛勝。5回戦では、ジュビロ磐田と完全に
ゲームを制していたにもかかわらず勝負に負けた。13本もシュートを打って1本も入らない。ジュビロは1本打ってその1本がゴール。決勝点となった。
この試合は
テレビ中継も何にもなかったので、さいたまダービー再戦も消え、今期最終戦も選手の姿を見ずに終わってしまった。
埼玉スタジアムのメイン
スタンド、1列173番。一番前のど真ん中の席である。このところゴール裏ばかりだったから、メインスタンドで座ってみるなんて、何年ぶりだろう。
確かに、全体を見渡すには見ずらいが、選手の顔や足下の動きがとてもよく見える。
エキサイティングだ。
そのジュビロが浦和といいゲームをやっていた。ジュビロは、完全に若手中心のチームになっていた。お馴染みなのは福西ぐらいではないか。前田のノーマークのヘッドで1点先制。2点目は福西の技ありゴール。2対0となったとき、
「何だよ、ジュビロに勝ってればこういう試合が見られたわけ?」
と思った。しかし、後半、だんだんレッズが押し込んでいく。
レッズの1点目は、ゴール前の混戦でだれが押し込んだかわからないようなゴール。これは、
サポーターの声が決めさせたようなもの。去年の天皇杯準決勝でのダービーマッチで、後半ロスタイムに富田大介が決めたときのことを思い出した。
後半から、レッズで唯一好きな選手・小野伸二が出てきた。小野が入ってから、中盤が安定して決定機も増えてきた。その小野が、2点連続でとって逆転。やるなぁと思った。
ジュビロ終わったなと思ったのも束の間、1分後にジュビロが追いついた。すごい試合になってきた。ついに延長に。

延長は、お互いに疲れが出て、ほとんど“ノーガードの撃ち合い状態”。中盤なんてものはまるでない。どちらのチームも、最終ラインが踏ん張って、延長も引き分け。
ついにPK戦に突入した。多分、自分の経験で、スタジアムでPK戦を見るのは初めてだと思う。

案の定、ものすごいスタンドの応援&妨害?合戦になった。しかし、キッカーは見事にゴールを決めていく。何と、9人も蹴ってだれも失敗しなかった。
10人目、ジュビロがはずして、ようやく決着。

同じチケット代で、長い時間楽しませてもらってよかった。寒かったけど。
学んだことが一つ。サポーターの声が選手を後押ししていると感じられた。選手も、それにこたえようとしている。点を取られて下を向いている選手はいなかったし、サポーターもすぐに大きなコールをしていた。これは、浦和も磐田もだ。
大宮も、こういう古巣のクラブから学ぶことが多いのではないだろうか。たまには、贔屓以外のチームの試合を観戦するのも悪くないと思った。
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